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2004.11.23

大(OH!)水木しげる展

nezumi.JPG
忙しくしていたら一週間なんてあっという間ですね。
忘れないうちに水木展のことを書きます。
先週の日曜日に江戸東京博物館の「大(OH!)水木しげる展」へ行ってきました。水木先生の生い立ち、膨大な作品の数々などこれを見たら水木先生のすべてがわかる!というかなり大規模な展覧会で、先生の地元の鳥取を皮切りに全国を巡回してるんですが現在は1月初旬まで東京で開催中。

まずは会場の外のロビーから。
鬼太郎、ねずみ男、砂かけばばあ、子泣きじじい、小豆洗い、ぬらりひょん、からかさ、豆腐小僧などなどたっくさんの妖怪のイラストパネルがあちらこちらに置いてあります。
そして水木先生のパネルも。ここは撮影OKなのでみんな記念写真を撮っていました。
会場の入口で音声ガイドの貸し出しをやっていて、先生ご本人のコメントも聞けるというので迷わず私も借りました。ご自分のことを「水木さん」て言うんですね。

会場に入ってまず最初にあるのが先生そっくりの蝋人形。ほんとうにリアルです。生まれてからの人生の節目節目のエピソードのマンガがあってその時代に書いたものを展示する、というのが基本構成。
この展覧会のために書き下ろした膨大な長さの「人生絵巻」は圧巻なのでぜひ見ていただきたいな。
先生の作品だけでも相当な量なのにそれ以外の展示もたくさん。例えば、水木先生が妖怪と接するきっかけになったのがいつも幼い水木少年に妖怪の話を語り聞かせていた祖母の「のんのんばあ」の存在なのはわりと有名な話ですがのんのんばあが水木少年を連れて一緒に見た思い出の正福寺蔵「六道絵図」(地獄と極楽が書いてある絵)をわざわざその正福寺から借りてきたりとか。
作品の中に登場する霊界輸送機や人魂の天ぷら、悪魔くんが持ってたソロモンの笛など不思議なグッズを再現しているものとか。

あと先生の生い立ちの中で外せないのが戦地ラバウルでの体験と左腕を失ったときのエピソードです。大変な中でも現地人との心温まる交流もあったり。
戦争をテーマにしたマンガもたくさん展示されていて、それがかなりの量なんでびっくり。
貸本作家時代の作品は水木プロ所有だけでなく京極さんを初めとする熱心なコレクターからお借りして展示してるのだそうですよ。他にも今まで発売された鬼太郎グッズのコレクションや精巧な妖怪フィギア、世界中の妖怪に会う旅の中で買ってきた漆原教授もびっくりの(By動物のお医者さん)現地の怪しげな民芸品の数々などもう盛りだくさん。
鬼太郎と悪魔くんくらいしか知らなかったんですがこんなに多作だとは思いませんでした。とにかく作品の原画の数が多すぎて2時間でも全然足りません。後半あまりじっくり見られなかったのが本当に残念。

グッズコーナーも大混雑で商品点数が多いのでどれも欲しくて困っちゃいます。手荷物が多いのであまり大きなものは買いたくはなかったのにじっくり全ての展示が見られなかったこともあり、結局重たい図録を購入。山のようにグッズを買い込んで嬉しそうに歩くパンクファッションのお兄さんがいたのがなんか印象に残ってます。

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