笑の大学鑑賞。
土曜日の初日に見に行ってきました。
前にも書いたことがあるのですが西村雅彦・近藤芳正の舞台版を岡山で見たことがあります。検閲官と脚本家の攻防がいつしかより面白い喜劇を作る共同作業に変わっていく様が最高に面白いんです。
舞台版をナマでもビデオでも見ているのであの最高傑作の舞台版を越えられるのかな?稲垣・役所コンビってどうなんだろう?と期待半分、心配半分だったんですが心配は杞憂でしたね。
細かいところでの変更はあったけどほとんど舞台版と同じセリフなのに演じる人が変わるとまた全然違っていて、でも笑えて最後に泣けます。
映画の公式サイトに「お肉のためゲーム」というゲームがあってそれをクリアするともらえる壁紙の謎が映画を見てやっと解けました。これはぜひゲームをクリアしてから映画館へ行ったほうがいいですよ。その場面で他人の1.5倍笑えます。
どうして「お肉のため」なのかはぜひ映画を見て確かめてください。まあ予告の映像でヒントは出ているのですが。
あと監督さんの映像作りへのこだわりも見所。取調室の窓から入る明かりとか、脚本家が毎日蝶ネクタイが変わっているところとか、脚本家が毎日歩く風景が次第に軍国主義の色が濃くなっていく様子とか、テロップを一切使わないエンドロールとか。
初日には売っていた「許可」「不許可」のはんこセットが今日買い物のついでに映画館へ寄ったら売り切れてました。ネタとしては面白いけどあれ、いつ使うんだよ。
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