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2004.12.14

局長!

すでに方々のブログで書かれていますが私も感想を。
涙涙の新選組!最終回の翌日のスマスマで新選組ネタのコントがありました。そもそもの始まりは三谷さんのエッセイ「三谷幸喜のありふれた生活3 大河な日日 」の巻末に収められた香取くんとの対談。
「新選組!」の最終回翌日のスマスマで局長のコントをやりたい言った言い出しっぺは香取くんのほうでした。いきなりスーパーに入って「御用改めである!」と叫ぶとか大河同様に真面目に芝居をする、などのコンセプトがこのとき既に披露されていました。
三谷さんも乗り気で「僕が脚本書きたいくらいだ」なんて言って。

本当にそうなったら面白いのになあと読んだときは思ってましたけどまさか実現するなんて!最終回が近くなってきてある日いろんなテレビ雑誌を立ち読みしていると、香取くんの連載記事に三谷さんから「局長!」というタイトルの手書きの脚本(普段三谷さんは手書きはしないそうです)をいただいたという話が。
これは実現するんじゃない!?と思って昨日のスマスマをわくわくしながら見ていたら。
きたー!

オープニングタイトルもそっくりに作ってあるし衣装もNHKから本物を借りてきたっぽい。しかし舞台は幕末ではなくコンビニ。御用改めにコンビニへやってきた近藤局長と土方・沖田。草なぎ演じる店員に向かって、

「サラダにドレッシングかついていないのというのはいったいどういうことか? 」

「ならば伺おう。サラダを買ってを家に帰って、 食べようと思ったらドレッシングが付いていなかった時の 気持ちをお手前方は考えたことがおありか!! 」

ここが一番のツボでした。
他にも「改めさせていただく。方々ぬかりなく 」とか「(小さな子どもにむかって)いずれ自分の金で買える時が必ずやってくる。 私はそう信じている。行きなさい」とか新選組!を見てた人にとってはいちいちおかしくて笑えるセリフが満載でした。スマステといい、スマスマといい、局の枠を超えて面白いと思ったことをやっちゃうその心意気にはほんと感謝。
1年間大河ドラマに出ながらレギュラー番組を減らすことなくお仕事していた香取くんへのごほうびだったのかな。
そして見ていた私たちにとってもすてきなプレゼントでした。

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