「タイガー&ドラゴン」と「真夜中の弥次さん喜多さん」
金曜土曜と続けてクドカン(くど監)ものを見ました。
金曜は「タイガー&ドラゴン」の第1回。
去年は「新選組!」見ていたけど基本的にテレビドラマは毎週決まった時間に見るのが面倒なのでここ数年はほとんど見ていませんでした。
最近見るようになったきっかけは大抵が主役ではなく脇役。
例えば、
「富豪刑事」…相島一之
「救命病棟24時」…大泉洋
「恋におちたら」…山本耕史、谷原章介
「エンジン」…堺雅人(これは今日から見ようと思ってます)
といった感じでまあ、やっぱりきっかけはほとんど組!なわけですが。
そしてきっかけは別のものでもいざ見始めると組!の出演者が出てることが多くて「救命病棟」では三宅弘城・江口洋介が一緒の画面に映ったことがあって「望月と坂本だ!」と喜んだりして。
今回の「タイガー&ドラゴン」については2時間スペシャル分は見ていませんでしたが、最近「はじめての落語。」を買ってipodで聞いていたこともあって落語が出てくるドラマっていうのに興味津々。
そして昇太師匠が出るなら見ようかな、と思ったので。
で、見てみたらとにかく面白かった!
ドラマで展開していく話の流れと落語の内容がリンクしていくのにびっくり。
ちょっとくだらない小ネタもいいし。
でもこれってテンポよくどんどん話が進んでいくから何回か繰り返して見ないといけないかも。
「寿限無」を暗誦するときに間違えて「海砂利水魚のくりぃむしちゅー」って言うところはかなり後になって意味に気づいて「遅いよ!」って自分で突っ込んじゃうくらいだったし。
昇太師匠ばっかり見てて弟子の中に組!の周平くんがいたことも気づいてなかったし。
細かいところまで見逃せないところは三谷ドラマと似てるかな。
今週からほぼ日テレビガイド(というか雑談)も始まるし見ながらあーだこーだ言うのが楽しいドラマだと思うのでおすすめです。
土曜日は「真夜中の弥次さん喜多さん」を映画館で。
むちゃくちゃ不条理な展開は監督のせい、という以前にもともと原作がそういう感じなんだそうで。
弥次喜多のラブシーンが強烈なので長瀬智也と中村七之助がほんとうに好きな方は見ないほうがいいかも。
現実と妄想を行ったりきたりしてその境界があいまいなんだけどそもそも金髪のちょんまげなんてありえない(笑)
三途の川の源流に行くっていう考え方は「ああ、そうか!」って感じで目からウロコでした。すごいこと思いついちゃうなーって。
そして「夜なのにアーサー!」とか「めちゃめちゃホットやでー」あたりは繰り返し聞くとだんだん面白くなってくるのはなぜ?(笑)
意味がわからない!と悩むよりも面白がったもん勝ちだと思いますよ。
誰にでもおすすめはできませんが。
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コメント
[あたま、パッカーン!!]が今も頭の中を駆け回る(^◇^)
投稿: なべぞう | 2005.04.18 19:35
そしてサントラ盤も買ってしまった→弥次喜多恐るべし(^^;)
も一回観たいわ(笑)
投稿: なべぞう | 2005.04.21 22:46
>なべぞうさん
そうそう、板尾さんのホット師匠はかなりインパクトありますよね。薬に手を出そうか迷ってる人が師匠を見たらきっとやめると思うな。
サントラはちょっと欲しいかも。
ナンバガ以降の向井さんの曲をあまり聴いてなかったけど
ZAZEN BOYSはかっこいいねえ。
投稿: ぺぱぐり | 2005.04.21 23:18