ナイン the musical
5/8
日曜日はひさびさにミュージカルを見に行ってきました。
「RENT」の再演以来だから6年ぶり?
ほぼ日で「今年『ナイン』は大当たりする!」という連載が先月から始まってからずっと読んでいて、文章を書いている広報の方だけでなく、演出家、出演者みんなの情熱が伝わってきて面白そうな舞台だなあと思ってました。
ほぼ日でチケットを販売することになったので一応公演日程を見てみると、クラブイベントで大阪に行く日がちょうど初日!しかも大阪のシアターBRAVA!のこけら落とし公演なんです。
(大阪城ホールの向かいのMBS劇場が改装してシアターBRAVA!になったらしい)
じゃあクラブイベントとコンサートのついでに見られれば、と思ったのですが6、7日のどの公演も時間が重なってしまい無理!せっかく同じ時期にいるのにもったいない…とさんざん考えたあげくナインのためにもう1泊することに。
8日の昼公演を思い切って見てきました。
ほぼ日の連載が写真入りでとても詳しいのでそっちを見ていただきたいのですが、主役とその少年時代の子役以外の16人が全員女性、という大人のための、女性のためのとってもセクシーなミュージカル。主役は別所哲也さんです。
会場でチケットを受け取ったら最後列だったのに(申し込んだのが遅かったからこれはしょうがない)オペラグラスも持ってないし、そもそもライブに行くのと同じ格好で行っちゃっていいのかしら、などとうだうだ考えていたけれど始まっちゃうとそんなの全部吹っ飛んでナインの世界にすっかり見入ってしまいました。
とにかく16人の女性たちが素敵!セクシー!かっこいい!
特にカルラ(池田有希子)とリリアン(大浦みずき)。
そしてグイド役の別所さんが歌がうまいわ身のこなしがかっこいいわで16人の女性がグイドを愛していてグイドも全員を愛しているということに説得力があってうそっぽくない。それでいて憎めないキャラ。
「RENT」のときは山本耕史さんに
「今までずっと車椅子の人としか見てなくてごめんなさい!あんなにかっこいいなんて知らなかった!」
と思ったのですが今回は別所さんに
「今までずっとハムの人としか見てなくてごめんなさい!あんなにかっこいいなんて知らなかった!」って
本気で思いましたよ。
まあ歌が上手いのは全員なんですよね。
それは子役も例外ではなく。あんなに子どものうちからすごかったら将来どうなちゃうんだろ。びっくりした。
そしてどのへんがどうと具体的にはうまく言えないのですがラストのあたりではじわーっと涙が出てきちゃいました。なんで自分が泣いているのかもよくわかりませんでした。
でもとにかくすごいものを今自分は見てる、ということは感じていました。
横のPA席をふと見ると至近距離で演出家のルヴォーさんが座っているのを目撃できたので最後列でもまあよかったかな。
終演後に外に出ると「ご自由にお持ち帰り下さい」とお花を配っていました。こけら落とし公演ということと出演者も豪華だったので飾りきれないほどたくさんのお花がきっと届いていたからなんでしょうね。
連休最終日に新幹線自由席で帰るということをつい忘れてお花をいただいてしまいました。きれいだったから、というのもあるけど幸せのおすそ分けをしているように見えたからかも。
意外なことに新幹線は全く混雑していなかったのでほぼきれいなまま持ち帰ることができ、大切に家に飾っています。大阪に住んでいたら絶対もう一度見に行くのになあ。
とまあこんなことを短くまとめてほぼ日にメールしたら感想が
載っちゃいました。
http://www.1101.com/nine/2005-05-11.html
最後にほぼ日経由でチケットを購入した人がもらえるルヴォーさんのメッセージ入りのチケットの写真を載せておきます。まだチケットはほぼ日でも当日券でもあるそうなのでぜひぜひ!
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