決闘！高田馬場

東京へ遊びに行くときは、空いた時間に何をするか探すのが結構楽しみで、行ってみたかったお店に行くだとか
面白そうな美術展に行くだとか新しい観光スポットを見に行くとか行くと決めたときからどこに行こうかものすごい考えます。

先日筑波サーキットに行ったのもかなり早い段階から決めていたのでいろいろ考えてほんとうにたまたま三谷幸喜さんが始めて書く歌舞伎の上演と時期が重なったので、本来ならいくら三谷さんの舞台でもわざわざ東京までは行けないけれどこれはいいチャンスだと思って行くことに。
1月の寒い日に3時間待ってぴあでチケットをゲットした甲斐があったなあと思えるほんとうに素晴らしいお芝居でした。

細かい小ネタを忘れたくないのでつらつら書いていきますからこれから見る予定の方は読まないほうがいいですよ。

そうそう開演前のアナウンスもちょっと面白かったですよ。
「懐中電話をお持ちの方は電源をお切りいただきますようお願い申し上げ奉りまする～」って言ってました。

「イナバウアー」「カーリング」「キレてないっすよ」などのギャグもあったし、お囃子の人まで「えー、ただいまの○○についてご説明致します」なんて大相撲の物言い口調でマイクを持ったり。
あと附打ちといって舞台の端に控えて決めポーズに合わせてパパパンと木の板を叩いて鳴らす方がいるんですが、川が出てくるシーンで附打ちさんのいる場所が位置的に川底になるのでシュノーケルを着けていたり。
野犬に襲われるシーンで野犬の中にプードルが混じってたり時代物でありえないカタカナ言葉がポンポン飛び出すし、ほんとに細かいところで笑わせていくんですよね。
普通のホールだから花道がないので代わりに通路を駆け抜けるのですがこんな人気の舞台なのにびっくりするほどパルコ劇場が狭いのですごく近くに見えました。
ほかにも回り舞台などで走ってるシーンがとにかく多くて1日2公演の日もあるのによくこれだけ動くなあ～と感心しちゃいました。

行けるならまた行ってみたいくらいです。