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2006.10.15

アタゴオルは猫の森

ずいぶん前に妹から借りて読んでいたマンガ「アタゴオルは猫の森」が映画化されるというので早速見に行ってきました。
不思議なことが当たり前に存在する世界の不思議な住人たちの話。
原作のますむらひろしさんの絵は確かTVCMで使われたこともあるのでなんとなく見覚えがある人もいるのでは。
(シチューのCMだった気がします)

マンガは読んでいるものの巻数は多いし細かいエピソードも忘れているのでストーリーを堪能することができました。
CGアニメで色彩豊かで不思議なアタゴオルの世界がとても綺麗。ただCGにはなんとなく違和感を感じてしまい、セルアニメで見たかったなあというのも正直な感想。
背景や動物ならまだしも人物のCGは見慣れてないからだと思うんだけど。猫の毛のふさふさ具合はすごいよ。
そしてヒデヨシのふてぶてしい感じがはまっててさすが山ちゃんだなあと。
そしてヒデコ(輝彦宮-カガヤキヒコノミヤ-)もめちゃくちゃかわいい。
「ヒーデコー!」「ちちうえー!」のやりとりとか
「ちょっけーつ!」のあたりはすごく楽しい。

世界が崩壊することよりヒデコと一緒にいることが大事だと言い切るヒデヨシはわがままかもしれないけど(本当にぎりぎり一歩手前までいっちゃうし。ていうかそもそも宝物と間違えて封印を解いたもともとの原因はヒデヨシなのだ)でもそこまで言い切る愛の深さもなんかいいなあと思ったり。
思うままに生きることが結果的に正義になってるヒデヨシってどうしようもないダメ猫にみせかけて実はすごい奴なのかもよ。

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