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2007.03.17

おすすめスポーツマンガ

少女ファイト/日本橋ヨヲコ
女子バレー物ですが人物の心理描写が丁寧で物語にぐっと入り込めます。
主人公は身長は低めながら天才的な実力の持ち主。
小学生バレーで全国大会準優勝し、チーム全員強豪の私立中学にスカウトされるが実際に中学の面接に来たのは主人公だけ。
主人公に振り回されてしまうのが嫌になった他のメンバーが実は彼女には黙って全員スカウトを断っていた。
それに加えて主人公は高校バレーの全国大会決勝直前に事故で亡くなった姉の死の原因は自分にあると責めて心を閉ざしているという二重のトラウマ。
身長のせいで結局中学ではレギュラーになれなかったがあることをきっかけに公式戦に出場。そこで退学騒ぎまで発展する事件を起こしてしまいます。
物語のメインは主人公の高校でのバレー部の話がメインになっていきますが個性的なキャラや細かいギャグも面白いです。
主人公のトラウマになる事件のエピソードはほんとに泣きそうになりました。

ブリザードアクセル/鈴木央
未経験の中学生がいきなり4回転半を跳んでフィギュアスケートのコーチに見出されるという突っ込みどころ満載のスケートマンガ。
優秀な兄弟に囲まれて両親から空気のようにそこに見えないもののように扱われて不良なっちゃった少年が主人公。
少女ファイトと比べるとトラウマの描写が薄っぺらで全く感情移入できませんがトンデモ系爆笑スポーツマンガとして楽しめます。
でもそういう楽しみ方をしてる私は少数派のようで結構人気があるみたいですよ。
もうすぐ世界フィギュアが始まるしこれを読んでジャンプの種類をおさらいしてみるのもいいかもしれません。

そういえばアイスダンスをテーマにした少女マンガも確か連載中だしスケートマンガが流行ってますね。
スケートマンガといえば今までで一番爆笑したのはセーラームーンの作者武内直子が「チェリープロジェクト」で描いた
「円の中心で支えるパートナーがいないのに独りで回るデススパイラル」です。
このマンガであれを超える大技が出てくるか期待大です。

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