岡田修二―モネ・水の記憶展
午後は地元の大原美術館へ行ってきました。
平成19年 春の有隣荘特別公開 岡田修二―モネ・水の記憶展
http://www.ohara.or.jp/200606/jp/4_info/data/okada.html
<大原家の旧別邸である有隣荘を平成9年より特別公開し、平成14年の秋からは優れたアーティストを招いての展覧会を開催して参りました。
今回の「平成19年 春の有隣荘特別公開」に際し、岡田修二氏をお迎えします。>
重要文化財の建築物の中に作家の作品をただ置くだけでなく毎回その見せ方も面白い有隣荘特別公開。
新作だけでなく部屋に合うように既存の作品をアレンジしたりある作家のときには庭園や木の上、屋根の上にまで作品があることも。
岡田修二さんの作品を見るのは初めてだったんですが飾られていたのは全てモノクロの絵。
水がテーマになってて微生物や不思議な模様、水に浮かんだ枯葉などを撮影し、油絵に起こしたものなのだとか。
1F洋間は壁に大きな絵が掲げられ、1F和室はふすまを外してそこにぴったりと絵をはめこんであり和室の畳に座ってぼーっと見てました。
2Fへの階段を上がると、以前は外の明かりがたくさん入っていたのに全ての窓は締め切られ、暗めの照明。
2Fに着いたとき目に入ったのはふすまを全部取り払って埋め込まれた大きな睡蓮のモノクロの絵。何の音も感じないすごく静かな感じ。
隣の壁には大原美術館所蔵の本物のモネの睡蓮が並べて置いてありました。
座布団が並べて置いてあったので正座でしばらく眺めてました。
建物保存のため一度に入れる人数が制限されているので窮屈な思いをせずゆったり見ることができましたよ。
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