アートをハシゴ。
午前中から外出するつもりが誰とも約束してないとずるずる遅くなり昼から出発。
まずは市役所で期日前投票を。 結構若い人が多かったのでは。
地元テレビ局に声をかけられ初めて出口調査というものに協力。
その後倉敷市立美術館に移動。
「クロスロード―共鳴する美術―」を鑑賞。
地元にゆかりのある現代作家の展示とのことで、美術には興味はあるもののそういう人たちをさっぱり知らないので一度は見てみたいかなと。
メインの日本画家、洋画家の方の作品と地元で活動する若手作家の彫刻や写真、映像作品などなど。
日本画家の森山知己さんの絵は水がテーマ。
他にも夜の森や月明かりを題材としたものがあり、まさに静寂といった感じ。
洋画家の山本麻友香さんの絵は透き通った肌の少年の顔がメイン。
その顔から何らかの感情を読み取ることはできないんだけど子どものキレイな部分を抽出したような不思議な雰囲気の絵でした。
若手作家の中では永岡かずみさんという方の素焼きの女性の像の静かなたたずまいに思わずひきこまれました。正面に立っても像と目が合わないので見ていてもこちらが見られている感じにはならず。舟越桂さんの木彫みたい。
そのうち一体は音響系アーティストとのコラボで体内にテルミンが仕込んであり不思議な広がりのある音を発していました。
展覧会は9/2までですが美術館は丹下健三設計なのでたてもの探訪したい方はいつでもどうぞ。
その後岡山駅へ移動。今度は岡山市デジタルミュージアムで開催中の「明和電機 ナンセンスマシーンズ展」鑑賞。
明和電機の存在を知ったのは学生時代だからナマで見るまで約10年越しか…
たまたまワークショップの開催日で作業着の方を発見。
遠くで見えないけどたぶん社長かな。
会場内は若い女性と家族連れがメインといったところ。
今までテレビで見てたあらゆる作品が全てそこにあるというのは結構嬉しいかも。
最初の部屋が魚器(naki)シリーズ、次の部屋がツクバシリーズ、最後が明和電機からは分離して土佐さんの別プロジェクトとなっているエーデルワイスシリーズとなってました。
魚器シリーズは形状が繊細なので全部展示のみだったけどツクバシリーズは触れるものもあり。ただ子供が延々叩き続けるとちょっとうるさい…
写真で見るより大きさをちゃんと実感できるから改めてこんな大きさだったんだと驚いたり。ギターラはギター6本だからさすがにでかかった…
会場内には子供から大人までのサイズに対応した作業着の貸し出しがありコスプレ記念撮影できるサービスも。ちなみに作業着は買うこともできます。
会場内のボランティアスタッフも全員着用していてこれはスタッフは結構嬉しいんじゃないのかな。
エーデルワイスシリーズは知らなくて初めて見たんだけど白で統一された装置群は確かにちょっと今までとは違う感じ。
プロトタイプのグッズもなかなかかっこよかったので量産化に期待です。
グッズコーナーではたまたま社長の来館日だったので1000円以上買うとサイン会に参加できるとの張り紙が。
魚コードはさすがに高かったので「明和電機の広告デザイン」の本を購入。
作品だけでなくロゴマークのフォントやその他広告の見せ方もなんとなく気になっていたのでちょうどよかったかな。
かわいい自画像入りのサインを書いてもらいました。
同じ絵がコスプレ受付に手書きで書いてあったなそういえば。
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