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2007.09.17

エルネスト・ネト展+ログズ再び

9/16
昼前に着くように電車で丸亀に出発。
猪熊弦一郎現代美術館にあのログズギャラリーがやってくる、というのが主目的なんだけど開催中のエルネスト・ネト展を書いてる人のブログがやたら楽しそうだったのでそっちも楽しみで。
ある程度の雨は覚悟していて折りたたみ傘は持っていたものの丸亀駅に着くともう既にかなり雲行きは怪しく。
最初は駅で自転車を借りてうどん屋さんに行くつもりだったけどこれはやめたほうがよさそう…というわけで行き先を駅すぐそばの骨付鳥の「一鶴」に変更。
美術館に移動しまずはエルネスト・ネト展へ。
美術鑑賞というよりも大きな作品の中に入って楽しむという感じ。
靴を脱ぎ靴下の人は粘着テープでホコリを取り裸足の人はウェットティッシュで拭くように指示されていざ作品の中へ。
中へ入ってびっくりするのは作品より中に入ってる人たちのまったり具合でした。

Neto1

大小さまざまのビーズクッションには必ず誰かが寝そべって眼を閉じていつまでも動かない…
なんかみんなたれぱんだみたいだ…
RPG風に言うと「へんじがない、ただのしかばねのようだ。」
で、クッションが一つ空いたので私も横になってみるといつのまにか自分もたれぱんだ&しかばね状態に。
白い布で囲まれた空間と柔らかい光と色彩はきっとどんなに心がトゲトゲでもここに入るとほんわか気分に変えてしまうだろうなあという感じ。
Neto2
Neto3
あとで「胎内」という説明を聞いてなるほどなあ、と。
外周も巡るように言われてぐるっと歩いていくとチケットを買うときにウコン(ターメリック)と丁字(クローブ)のアレルギーはありませんか、と聞かれた理由はこれなのね、という
作品が。あんなに大量のスパイスを目にしたのは初めてで張られたテープの外側からでもすごい匂い。

展示室の外に出たところでキュレーターズトークの案内が流れたので1Fの集合場所に行くと来たばかりのSさんに遭遇。
(Sさんは倉敷のログズ体験のときに譲ってくれた大学職員の方なのです)
Sさんと私を含め5人で展示室へ行き美術館のN田さんのキュレーターズトークを拝聴。
といっても今度は入場制限がかかっているので外周だけの解説で終了後改めて内部に入場しなくてはいけないとのこと。
ただ見てるだけではわからなかった部分の解説がいろいろ聞けたのはよかったな。
終了後入口に戻るとさっきよりもはるかに長い行列にびっくり。
先に見ておいてよかった…その後ひとりで常設展を見たりカフェで時間をつぶしてログズのトークが始まる頃にSさんと再会しトーク会場へ。
ステージに上がったのはさっきまでお会いしていたN田さんでした。
N田さんが司会でログズのふたりの活動を紹介しスクリーンに映った写真を使って2人からも説明が。
いろいろ説明はあってもやっぱり実際に見るのが一番いいのですけどねー。
トークと映像作品の終了後は実物を見るために別の場所へみんなで移動開始。
昼間降っていたドリフのコントみたいな豪雨はいつの間にかすっかり止んでました。

着いたのは公園の半地下にある駐車場。
ライトに照らされたシトロエンがかっこいいですね。
Rogues0916

まずは後部座席とトランクを全開にした状態で音を出した後、二人ずつ後部座席に試乗。
倉敷のときと違って乗ったらドアを閉めてもらえるのでより車内の閉鎖的な感じと響きが体感できるのでこれだけでも行ってよかったなあ。
全員試乗したあとはいよいよ抽選。
私は一度乗ってるので遠慮したけどキュレーターズトークで一緒に聞いてたカップルが当選してました。
その後帰ろうとしたら思いがけずSさんからお誘いいたただきその場に残った関係者のみなさんとの食事についていくことに。
ええー全然アート関係者じゃないけどいいのでしょうか…と思いつつちょっとずつ皆さんと話し。
終電ぎりぎりまで楽しい時間を過ごしました。
最終のマリンライナーなんて大学時代以来だねー。
そして今日はお前の家がネト展か!ぐらいにほぼ動かず充電。
明日から仕事頑張ります。

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