« 書くほどのことでもないのだけど | トップページ | 久々に飲みました。 »

2009.06.01

重力ピエロとレインツリーの国

公開2週目でいきなり上映回数が減ったので慌てて「重力ピエロ」を見に行ってきました。

もともと伊坂ファンで原作を読んでいたので、
最近伊坂作品何でも映画にしちゃってるけどあんな重い話まで映画にしちゃうんだ、と思ってました。
で、配役が発表になって
お父さんがコヒさん!
兄が加瀬さん!
あーわかるわかると膝を叩いていたのですが
弟役の岡田将生って…誰?って思ってて。

実際に映画を見たらこの役は岡田くんしか考えられないって加瀬さんがインタビューで言ってた意味がほんとによくわかりました。
未完成ゆえの脆さや危うさが魅力となってビームが飛んできてるんじゃないかってぐらいでした。

ハッピーな気持ちになれる映画かといったらそうじゃないんだけど確実にココロに刺さる何かはあるし、謎解きや家族の絆とか暗いだけの話ではないので機会があればぜひぜひ。

で、マンガ原作+イケメン揃いという最近の流れに乗っかって今度「乙男-オトメン-」がドラマ化されることになり、主役が岡田くんなのだそうです。

我が家になぜか原作単行本全巻あるんで読んだことあるんだけど確かにはまりそう…
原作知ってるんで少女漫画家の友人役とかメイクの達人のライバル役を誰がやるのかそっちのほうも気になります。

あ、本つながりで活字中毒絶賛継続中なんですが、
妹から"かつくら"(活字倶楽部。ターゲット層は学校の図書館で片っ端から本を読み漁ってた女子がそのまま大きくなったような感じの人たち。本格ミステリやラノベ、SF、童話からBLまでついキャラ読みしちゃう女子の目線の編集は読む人を多少選ぶ、そんな雑誌)の有川浩特集を借りて読みました。
インタビュー記事のところで図書館戦争のアニメ化の前提として、
小牧と聴覚障害者の鞠江のエピソードの地上波放送をカットすることが条件だったと知ってちょっとショック。
検閲と戦う話なのに今現在にもそれに近い規制があるんだねー…
で、このエピソードの中に出てくる作中作の「レインツリーの国」という小説が本当に出版されているというので休みの日に買ってその日のうちに読んでしまいました。

小牧と鞠江のエピソードにからんでくるということはつまりこの話も聴覚障害者との恋の話です。
胸がきゅんとなるせつない物語ですが順番としては先に図書館戦争シリーズを読んだほうがいいのかなー??

|

« 書くほどのことでもないのだけど | トップページ | 久々に飲みました。 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 重力ピエロとレインツリーの国:

« 書くほどのことでもないのだけど | トップページ | 久々に飲みました。 »