観ていた人、おめでとう!
いよいよ今年のツール・ド・フランスが開幕しました。
ヨーロッパではトップ選手がF1やサッカーと同レベルで尊敬されているというサイクルロードレースの中でも最も過酷で人気のある大会です。
スカパーで生放送を見るのは2~3年ぶり。
13年ぶりに日本人選手がツールに参戦するということでこの盛り上がりに乗っかってみたいと思います。
今回参戦する選手は、
・新城幸也選手(あらしろゆきや) フランスのブイグテレコム所属
・別府史之選手(べっぷふみゆき) オランダのスキルシマノ所属
の2名。
第1ステージはF1でもおなじみのモナコ。
一斉スタートではなく、選手のお披露目的な意味合いもあって1台ずつ時間差でスタートする個人タイムトライアル。
1チーム9人×20チームで180人が順番にスタートするので結構な長丁場。
最終的に勝者が決まったのは日本時間の深夜2時過ぎでした。
見てるだけなのに疲れた…
そんな大人数だから全員がきっちり国際映像に映るとは限らないので映るかなー?と思ってたら新城選手がスタートからゴールまで要所要所でばっちり映ってました。
スタートのときは緊張もあまりなさそうなリラックスした笑顔で初出場とは思えない大物っぷりにびっくり。
タイムトライアル1周15kmのうちF1で使ってるモンテカルロ市街地コースももちろん通過します。
そんなわけで中継番組のゲストは元F1ドライバーで現在サイクルロードレースにも携わっている片山右京さんでした。
先日のモナコGPでも自転車でコースを走ってみたそうで、うらやましい…
モナコGPを見てる人なら急な上り坂をF1マシンが駆け上がっていくところを思い浮かべられると思いますが、その場所をプロツールの選手は自転車で座ったままで 登っていくんだから驚愕としかいいようがありません。
片山さんも自分には無理!って言ってたし。
そういや会場にはアロンソの姿もありました。
初日の結果は、新城選手は127位、別府選手は174位。
新城選手は「ステージ優勝は狙いたい」とコメントしてたことがあると聞いてほんとかよー!?と思ってたけどそれが単なる大口じゃないってことをいきなり翌日の第2ステージで知ることに…
日曜日の第2ステージの放送時間は18:55~25:00。
今日も長い…
途中、「官僚たちの夏」を見るために一時離脱(新選組!メンバー多いしね)
したもののうとうとしつつ最後まで見てました。
スタジオゲストが観戦初心者だったこともあり、解説もより丁寧な感じでわかりやすかったかな。
途中ニースの海沿いを通過するときにニース空港が映って、私としてはもうちょっと飛行機も映してほしかったかも(笑)
最後に優勝した選手は初心者と言ってたスタジオゲストの方も予想できちゃうくらいの実力派スプリンター。
その猛スパートのすぐ後ろに新城がいるー!
スタジオの実況・解説ともに大興奮!!
そして結果は5位。当然日本人最高位です。
F1で日本人が初入賞したくらいのすごいことなのでもっと喜んでもいいはずなのに悔しがってる表情が見えて、この人ほんとうにいつかステージ優勝するんじゃないかと期待してしまいます。
新城選手がラストのスプリント勝負の中にいたってことはすなわちそれまでにチームメイトがサポートで引っ張っていてくれたってことなわけでチーム内での彼のポジションの高さが想像できます。
20~30人いるチーム内のメンバーの中でツールに参加する9人の中に選ばれて、それでエースをサポートするだけでなく、チームメイトにサポートされてステージ優勝を狙える位置にいるなんて、ほんとすごいことだよね。
歴史的瞬間を目撃しちゃったのかも…
ちなみに新城選手は沖縄県石垣市出身なのですが、
地元紙「八重山日報」が現地取材してニュースを発信してまして、これがどこよりも新城選手情報が濃いです。熱いです。
地元を挙げて応援してるのがよくわかります。
八重山日報の特設ページ
http://www.yaeyamanippo-news.com/special/yukiya/index.php
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント