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2009.08.09

色即ぜねれいしょん 大阪初日舞台挨拶

梶原さんのラジオのライブゲストにスイバケが出てたと知ってちょっぴりショックのぺぱぐりです。すすむんのときも聴きたかったけど。
なんで地元ではライブコーナーだけ聴けないんだ…(泣)

さて土曜日はお芝居を見に大阪へ。
せっかくだからついでといってもちょっと遠いけど2ヶ月ぶりの関空へ寄り道。
6月のときに貨物専用機を見た、UPS(ユナイテッドパーセルサービス)の展示を展望ホールでやってたんだけど、かっちょいいUPSロゴのテーブルでは飛行機オタクたちが昼ごはん食べてた…
(展望ホールは基本的にオタクたちの休憩室ではないかということにようやく最近気づいた)
予定より遅くなって慌てて大阪市内へ戻り梅田の映画館へ。
みうらじゅん原作、田口トモロヲ監督第2作の「色即ぜねれいしょん」の関西先行初日舞台挨拶です。
1回目の上映後舞台挨拶が延びてたのでばっちり間に合いました。

2回目の上映前舞台挨拶の入場開始は10分遅れ。
ゲットした整理番号は驚きの3番!なのに1番と2番が不在のため結局1番目の入場になってしまいどこでも座り放題。
でもなんか恥ずかしかったのと映画の後、芝居の劇場にダッシュするつもりだったので2列目の端っこに座ることに。

感想はオッサンチーム(田口監督、みうらじゅん、リリー・フランキー)のキャラが濃すぎて、若者チームの影が薄っ!
監督自身が開口一発、たくさんの方にお越しいただき、○ンモスうれ○ーです、とか言っちゃうし。

リリーさんはジャージのポケットにタバコを入れたまま出てきてしまったせいでまるで下半身にクスリを隠し持ってるみたいだとかもう言いたい放題。

主役の彼のご両親が来てたので、監督とみうらさんが揃って「あの二人からできたんですね」的な下世話なことを言ったりとか。

みうらじゅんの自伝的小説ということで内容は結構実話らしいです。
隠岐のユースホステルに女の子とやっちゃう目的で行ったこととか、そこで出会った人たちのこととか。

ここ最近のヤンキー礼賛の流行についていけない人、嫌いな人におすすめ。
(私もついていけない人のひとりです)
ヤンキーでもなく体育会系でもない、ちょっとイケてない悶々とした青春時代を送った文化系男子を肯定してくれる優しい映画だと思います。
サマーウォーズのようにひと夏で大きく成長したりすることなんて普通はないわけで、何か大きなことを成し遂げるでもなく、
(あえてばらすけど、結局最後まで主人公はエッチできずに終わる!)
でもほんの少しだけ成長したのかな?くらいのさじかげんがいい感じ。
まぁ作中のD.T.の妄想はかなりイタイけどね(笑)


個人的には「法然!法然!」のところが面白くて好き。
みうらさんも言ってたけどよく母校(京都の仏教系高校)が撮影させてくれたな、と。
法然上人像はセットではなく母校に置いてある本物だそうです。

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